ぺっぺけぺの雑記

くそったれプログラマの素晴らしきくそったれ



ほしいものリスト

藤沢が雨と聞いたから

人いねえはず!

と思い、有給をとって死の海へ

完全に人生の価値観が釣りオンリーへ傾いている

アカン

 

 

 

4時に起きて準備をしつつ、天気予報を見ると

ずっと降水確率40%やんけ

 

 

まあいいか

レインウェア&長靴でいざ自由の無人堤防へ

 

 

先客いるやんけ

 

 

まあいいや

今日はメタルジグの練習だ

ダイソーで買ったやつ&10個1000円くらいのアマゾンで買ったやつ、

無くしてもそんなに痛くない

根掛かりを怖がらずに投擲、投擲!!

 

 

 

5個は無くした

なんだかんだ言って悲しいわ

根が多すぎだわ

 

 

下手くそだから根掛かりしまくる

仕方がないのでロスト覚悟で引っ張ると、道糸しか残らないこともある

FGノットが無駄に早くきれいになってる

それはちょっと嬉しい

 

 

 

一回だけ何かがかかったけど、姿を見る前にバレちゃって

結局メタルジグではなんにも釣れず。

まー下手くその五目釣りなので、

目的ないまま投げ続けたらそら釣れんわな

 

 

腕がパンパンになったのでサビキ釣りで休憩

ビビるぐらい魚影がない

フグもかからん

どうした死の海、死んでしまったのか

 

 

それでもなんとかうっかりさんのシマダイとメジナの幼魚をゲット

 

あと、ウルメイワシが取れた

なんにもしていないのに鱗がガンガン取れて死んでしまった……

慌ててクーラーに入れて鮮度確保

すまんね、美味しくいただくからね……

 

腕が少し回復したんで、メタルジグの練習に戻るが

ちーともアタリがない

 

先客は6時半にはいなくなり

ひたすら一人で鉛の塊を投げてはしゃくり、

投げてはしゃくりであっという間に9時くらい

うーん…時期がおかしいのか俺の狙いがおかしいのか

 

俺よりちょっと若めの人が来て、

「なんか釣れますかー?」

「サビキでちっちゃい魚だけです」

「サビキ(笑)」

いやいいじゃねーかサビキだって

レインウェア着て偏光サングラス掛けて長靴はいてて

荷物多くて竿2本持っているアラフォーの初心者釣り野郎だっているんだこのやろう

 

「ルアーはどうです?」

「いやー、一回かかったけどバレちゃったんで、

 何がかかったかもわかりませんねー」

「そうですか」

 

 

あんまり話も盛り上がらず、それから黙々と釣りを続ける

若い青年組も釣りに来てたけど、彼らがメジナ一匹釣ったくらいかな?

全然釣れない

 

 

また腕がパンパンになった頃に俺以外はいなくなり

休憩じゃ、とさびく

 

ん、なんか魚影がエラい増えてる

入れるとわりかしあたってきて、結構な確率でかかる

これは勝つる

 

そんなとき、年代物の自転車と見慣れない竿をもったおっちゃん登場

俺「こんにちはー」

おっちゃん「なにか釣れましたか?」

俺「ちっちゃいのがそこそこ」

おっちゃん「うん」

 

なんか寡黙だが、雰囲気は悪くない

二人っきりの釣りスタート

 

おじさん、なんかすごい仕掛けをドボン!と落として

あとはぼーっとしてる

よく見えなかったんで何しているかわからなかったが

こっちはそれどころじゃない、今サビかないとヤバイ、

それぐらいさっきと違ってわんさか来てる

入れ食いとまでは言わないけど。

 

 

フグも来てる。。。やっぱ50%はフグがかかる

即リリース

 

たまにぜんぜん口じゃないところが引っかかってる

どんだけ貪欲だこいつら

しかもいつのまにか一番下の針切られとるやんけ

 

 

それでもまあそこそこ釣って、余っていたエサも無くなったので

ここからはジグ・ワームのみに切り替え

エサ無しで釣れるようになりたいんや!

 

ボーズじゃないし、とにかくうまく投げられるようになりたい

そのためには練習あるのみ!!!

 

 

 

 

 

 

 

釣れん

 

 

 

 

 

むしろアタらん

 

 

 

 

13時も過ぎ、かなりローペースになってきた頃

ランガンしてるっぽい若者や

仕掛け投入してからずっと同じ姿勢で座っている大学生風の人など

人間模様 in 死の海も無言の賑やかさを増してきた

 

 

 

おっちゃんは狭い堤防をゆーっくり回りながら仕掛けを落としている

よく見たらすごいデカい針が3本ついたつまりはすごいやつだった

ありゃ魚用じゃない、タコだ多分

 

 

少しして、おっちゃんと距離が近くなる

「何が釣れたの?」

「(会ってから数時間後、今聞くか)

 シマダイ、メジナの小さいのです。あとイワシっぽいのも釣れました」

「うん、イワシいるからな。ウルメイワシな。

あれは口が小さいから小さい針にしかかからない」

「なるほど、だからサビキ針で釣れたんですね」

「今日はタコいないわ」

「それタコの仕掛けなんですね」

「うん。自分で作るからね。この針にタコが乗ると

 Rの部分まで自重で刺さっていく

 あとはあげる

 どんなふうに落としても絶対にこの針が上を向く」

「うわほんとだ凄い」

「よくサーファーとかに仕掛け作ってって言われて作ってるよ

 対岸のあの人にも言われて作ってやった」

 

本当にどう投げても針が上を向くのはすごかった

 

「ここではタコあげたの俺が一番だと思うよ

 72ハイあげてる」

「72は凄いですね!」

「歩いてこれるからね、毎日来てる

 近いから来てるだけだよ

 テレビ局も取材に来て、驚いてたよ

 でも今日はタコいないわ

 腹減ったから俺はけーる

 頑張ってなー!」

 

仕掛けを自転車にのせて、また「がんばってなー!」といって

おっちゃんは帰っていった

 

なんか喋りたいことを喋って帰っていったふうだったが、

嫌いじゃない、むしろ好きなタイプの人だった。

俺にも仕掛けつくってください、は

初対面で図々しすぎると思ったので言えなかったけど

言ったほうが喜んだかな

仲良くなったらお願いしたい

 

 

その後、メタルジグは腕の筋肉的に限界が来たので

社員旅行で不遇の存在だったゾディアスにてワーム釣り

 

海面をぴょんぴょんはねてる魚はたくさんいるのに

ぜーんぜん俺のワームには食いついてくれない

下手だのう俺は

 

15時半をまわり、そろそろ帰らんとな、と思った矢先

根掛かりみたいなくっそ重くて鈍いアタリがきた

 

 

いったん糸を弾かれて「ありゃ、バレたか?」と思ったが

 

いや、まだかかってる!

これはキタコレ?ヌー、フヌー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

エイかよ

 

 

 

 

 

 

 

 

30~40cmくらいか

海面に見えたとき、うっすら赤いから

他の高級魚を期待してしまったじゃないか

金返せ

 

 

 

ゾディアスでは到底あげられないサイズ

だけどコイツがかかったのを誰かに伝えたい

 

 

たまたま来たばっかりのおじさんがいたので、

そっとそっちに引っ張っていって「こんにちはー」

おじさん、ありゃ、という顔

「エイ多いですよね、僕も泳がせで2回かかりました」

多いんかいこの辺り

 

 

あんま驚いてくれなかったのでなんだか期待ハズレの中、

糸が限界を迎え、バチーンと

 

 

ごめんな、針外してやりたかったんだけどな

早く腐食するといいんだが

 

 

駐車場が17時までなので、この辺りで帰宅

一日竿を握っていられた、幸せな日であった

 

 

今日の釣果

 

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ウルメイワシ 3

シマダイ 2

メジナ 2

これなんだ?? 2

 

釣ったときは気づかなかったけど

ウルメイワシに微妙な寄生虫(サッパヤドリムシ)がついていたので

五目達成ということで良いでしょうか

 

 

 

 

 

俺がやだわ

 

 

 

 

■ 思ったこと

釣りにこんなに金かかると思わなかった

竿、リール、仕掛け、エサ、ワーム、ジグ、道具入れ、クーラーボックス、etc...

消耗品でも、積もるとバカにならない金額になる

どっちかっていうと金持ちの趣味じゃねーかこれ

また専用メーカーの道具はボッタクリ値が多い気がする

もう少し、ねえ……と思わないこともない

だが続ける

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ねむい