道化
JOKERを観た。
観ているあいだじゅう、窒息感というか早くここから逃げ出したいような感覚に襲われてた。
しかし所々の絵が、とてもスタイリッシュで美しく感じつつ、
いやしかし状況を考えるとやっぱり窒息感
しかし美しい……このダンス……
ぶっちゃけますと、ダークナイト含めバットマンをまともに観たことがありません。
この前の石垣島で、飲みながらTVでやっていたのを横目で観ていた感じで……
シリーズ好きな方からしたら全く失礼な話かと思われます
そんな俺でも全く問題なく本作を堪能できました
「楽しめました」と書けないところがなんというかこの映画を観た自分の本音
そう書いてはいけないような気がする
でも映画としてとても美しく、
観ることが出来て良かったと心底思います
っつー、なんか複雑な感情を鑑賞後に持ってしまうヘンな映画
序盤、アーサーへ感情移入しつつも、
話が進むごとに「あれ、これ感情移入できなくね?いやわからなくはないけど、いやわかる、わかるけdウァーヤッチマッター」
「おいこの人信(ネタバレ)り手カヨんじゃこれはこうでアレはアーで、よしわかった、で今のこれはどっちよ?」
「アーもードーでもイイヤJOKERはジョーカーナンダナ!それで良いな自分!!」
無理やり映画への理解と感情移入をゼロに押し付けられる感じ
とても妙な気分で家への車を走らせましたとさ
確かに、この映画を他人に両手放しではおすすめできない
でも、黙って(……うむ)と観たことを良かったと思える人も確かにいる、そんな映画かと。
しかし……カタルシスの描き方で観ている側の感情をこれだけモヤモヤさせる映画ができるのも、現代の問題の一種なのか、とか柄にもないことを考えてしまった
多分、映画を観る側ってのは、ある意味この映画のカタキ側だろうからなあ……
ゴッサムという語感がスキ